程よい距離感でリモートワークを快適に。格子と和室が調和する和モダンマンションリノベーション
たすかけ 吉祥寺ラボ (設計・施工)
DATA
間取り図
建築家や家具屋とコラボしたリノベで、「自分らしさ」「家族らしさ」を提案
独立していた洋室をオープンなワークスペースに
南西に大きな窓がある眺めのよいマンション。以前は和・洋の個室がある3LDKでしたが、洋室のひとつをオープンなワークスペースに変え、2LDKに空間を再構成しました。
既存の間取りを活かし、明るい南西側を暮らしの中心となるLDKに。キッチンの向きを変更してダイニングと一体化することで、リビングを広く使っています。
リビングとワークスペースの間には、縦格子と市松模様を組み合わせた木製パーティションを採用。リビング側は縦格子を使ってTVボードをつくり、ワークスペース側は市松模様を背板にしてAV機器の収納を設けました。
友人をたくさん招いて楽しめる住まい
リビングに隣接する和室は、海外からの友人をもてなすゲストルーム。小さいながらもこだわりを詰め込んだ床の間を設置し、バルコニー側にはインナーテラスのような空間をつくりました。
オープンキッチンは調理中でも会話が弾み、友人のおもてなしに大活躍。あらかじめワインセラーやコーヒーマシンを置くスペースを設けたので、食事の楽しみもグッと広がっています。
写真:©Shuya Sato
リノベりす編集部コメント
広いワークスペースは仕事がはかどりそうですね。パーティションがTVボードやAV機器収納を兼ねているのも面白いアイデアだと思いました。和室やオープンキッチン、回遊動線の間取りなどが快適すぎて、友人たちも思わず長居してしまいそうです。